Fitbit Inspire 2 から Apple Watch Series 7 に乗り換えた決め手

Apple からスマートウォッチの第7世代「Apple Watch Series 7」が10月15日(金)から発売されましたね。価格は48,800円から。

私はここ1年は Fitbit Inspire 2 を利用してましたが、Apple Watch Series 7 が気になって、ついポチっと購入してしまいました。

目次

なぜ買い替えようと思ったか

Fitbit Inspire 2 の前は Apple Watch Series 1 を利用していました。画面の常時表示は出来ないですが、通知機能など便利だなと思っていながら利用していました。ある時から寝付けない時期があり、せっかくなので睡眠データが取ってみようと思い立って、比較した結果、当時はお風呂でも使える、バッテリーの待ち時間が長い、デザインもビジネスで利用できそうなシンプルデザインということで、Fitbit Inspire 2 を購入しました。

ただ、Apple Watch Series 7 ではバッテリーの持ち時間は伸びなかったものの、充電時間の短縮によって睡眠データもしっかり記録できそう感があり、画面も大きくなったということで、これは買い替えしても良さそうだと判断しました。

ちなみに Fitbit Inspire 2 の1年の使用感は以下の通りです。

  • バッテリーは2週間に1回の充電でOK
  • お風呂でも使えるから24時間つけっぱなしが可能
  • 専用アプリで睡眠データが見やすい
  • 睡眠データを自動的に記録できる(居眠りの時間も記録できる)
  • 画面が小さいので時計が見にくい
  • たまに専用アプリを起動しないとログが記録されない

モデルを選択した決め手

買うと決めたらどのモデルが良いか悩みました。結論としては、Apple Watch Series 7 ブラックチタンに落ち着きました。すでに所有している Apple Watch Series 1 と比較してみます。

基本情報

Apple Watch Series 1 と Series 7 の比較表は以下の通りです。デザインは大きく変更されていませんが、中身は7年も経つと全く違う製品のようですね。

Apple WatchSeries 1Series 7
発売日2014年04月24日(金)2021年10月15日(金)
仕上げアルミニウム、ステンレススチール、18金アルミニウム、ステンレススチール、チタニウム
サイズ38mm、42mm41mm、45mm
ディスプレイRetinaディスプレイ常時表示Retinaディスプレイ
チップS1S7(64ビットデュアルコアプロセッサ搭載)、W3、U1チップ
主な特徴環境光センサー、心拍センサー、加速度センサー、ジャイロスコープ、防沫性能、スピーカーとマイクGPS、コンパス、高度計、環境光センサー、血中酸素ウェルネスセンサー、電気心拍センサー、第3世代の光学式心拍センサー、加速度センサー、ジャイロスコープ、耐水性能50m、IP6X等級の防塵性能、第2世代のスピーカーとマイク
通信方式Wi-Fi (802.11b/g/n 2.4GHz)、Bluetooth 4.0LTE/UMTS(GPS + Cellularモデル)、Wi-Fi(802.11b/g/n 2.4GHz、5GHz)、Bluetooth 5.0
Apple Pay
電源通常使用で18時間持続最大18時間、高速充電

仕上げ

所有していた Apple Watch Series 1 のステンレススチールは裸で利用していたせいか小さな傷が目立つ状態でした。アルミニウムもいいかなと思って調べましたが傷がつきやすいというコメントが多い様です。時計の傷は味があっていいかなと考えるタイプですが、傷は少ない方が良いので Apple Watch Series 7 ではチタニウムを選択しました。重さはステンレススチールに比べてチタニウムの方が約5gほど軽くなります。とはいえ、やっぱりチタニウムの方が高級感がある点も惹かれたところはあります。

所有していた Apple Watch Series 1 のステンレススチール、重量は50g
今回購入した Apple Watch Series 7 のチタニウム、重量は45.1g

サイズ

Apple Watch Series 1 は 42mm を所有していました。Apple Watch Series 7 は 41mm と 45mm の2種類となります。時計の画面サイズは大きい方が見やすいのと、時計は大きいサイズの方が好みなので 45mm を選択しました。時計のサイズは体の大きさに関係なく好みの部分が大きいと思うので、好きな方を選択で良いと思います。Apple Watch Series 7 の画面サイズは Apple Watch Series 3 から 50% 以上広いスクリーン領域と告知されているので、結果としては以前に利用していたApple Watch Series 1 よりも 50% 以上広いスクリーン領域となり、画面がとても見やすくなると思います。

(左側)所有していた Apple Watch Series 1 は42mm 312 x 390ピクセル
(右側)今回購入した Apple Watch Series 7 は45mm 396 x 484ピクセル

バッテリー

所有していた Apple Watch Series 1 は出勤して帰宅する頃には20%切っていました。Apple Watch Series 7 はもう少し長く使えるようになってるはず!と考えたのと、高速充電の機能により充電時間が短くなったので、ログが記録されない時間も最小で済むはず!と思われます。Apple Watch Series 1 は寝てる間に充電していたので、半日近くは記録ができていませんでした。Apple Watch Series 7 では、お風呂に入っている時間か寝る前のゆっくりしている時間に充電で十分、運用できると思われます。

その他の機能

一番は睡眠データが取れるところが大きいですね。というか、今回はそれが目的にもなります。心電図も日常的に確認ができれば、健康診断の対策にもなりそう。数年前までは健康診断で悪い数値が出ていたので、ここ1年は軽い運動をする様になりました。運動を始めると歩数や心拍など気になりますが、Apple Watch Series 1 に比べて Apple Watch Series 7 では取得できるログの項目も増えて、体の状態を年に1回の健康診断だけでなく普段も確認できるのは安心感があります。

決め手は

  • 画面が大きく、常時表示となったディスプレイで見やすくなった
  • 高速充電で睡眠データのログ記録の運用が可能になっている
  • Fitbit Inspire 2 では表示できない通知がたくさん表示できる

大きい画面は見やすいはず!ということで iPhone も大きいサイズを持っていますが1画面に沢山の情報を表示できるので、少ない動作で時間やその他の気になる情報の確認が完了します。時計は時間が確認できれば良いですが、スマートウォッチなのでそれ以外も一度に確認できるのは便利です。例えば、その日の予定や天気などは気になる項目なので、さっと確認できるのは助かります。また常時表示されることで、時間をさりげなく確認でき、腕を上げるなどの大きな動作が不要になります。話し相手の目の前で腕を上げて時間を確認するのは、早く会話を終わらせたいなど不快に思わせてしまうのでは?と気になってしまうので、常時表示されていると、さりげなく時間が確認できるのは安心します。

そして注文、ポチっとな

モデルは上記の通りに Apple Watch Series 7 ブラックチタン 45mm に決定したので、あとは予約開始日に注文するだけ。ただ予約時にバンドの選択に悩んで時間がかかり、発売日の納品ではなく、発売日から2週間後となってしまいました。そういえばバンドとセットで販売されていることをうっかり忘れていました。

バンドはスポーツループが睡眠時も気にならないコメントが多かったのと、留め具がないので腕に変な跡が残らないだろうと考えて選択しました。Apple Watch Series 1 で利用していたステンレスのバンドがあるので、しばらくはそれと交換しながら運用して様子を見てバンドを増やす予定。気分に合わせて、いくつか交換用が欲しいところです。

到着!

発売日に届きませんでしたが、無事に手元にとどきました。中国から発送されていました。発送完了になるまでは前倒しで発送されないかと毎日ドキドキしながらサイトを確認してました。改めて注文サイトを見たらチタニウムは注文が止まっていたので、買えたのは運が良かったかも。


早速、装着してみました。Apple Watch Series 1との比較は以下の通り。

(左側)所有していた Apple Watch Series 1
(右側)今回購入した Apple Watch Series 7

使ってみて良かったのは、iPhoneのロックが解除出来ること。コロナ禍になってマスクを常につけてますが、ロック解除はPINになってしまうので面倒だと思ってました。Apple Watch Series 7 を付けていると自動的に解除できるので、とても楽ちんです。これだけでも十分に購入する価値はあったかなと思いました。常時表示も明るく確認しやすいです。思っていた以上に便利です。外にいる時はかなり顔に近づけないと時間が見えませんでしたが、外でも軽く視線を時計に移すだけでバッチリ確認可能です。

今回の購入の目的でもある睡眠データもしっかり記録されていました。睡眠データは、就寝時間と睡眠時間を確認することが可能です。翌朝にあまり寝付けなかったなと思って数値を見ると、就寝時間が長い感じでした。そうすると就寝時間を短くするための行動を意識する様になり生活の改善にもつながりそうです。

Apple Pay の Suica が便利でした。駅やコンビニで、iPhone をポケットから出す動作が面倒と思ってましたが、不要になりました。最近は Suica で支払いを行うことが多くなり、現金を持たなくなりましたが、たまに携帯を部屋に忘れてコンビニで支払いできずに部屋に携帯を取りに帰ることがありましたが、Apple Watch はつけっぱなしなので、iPhone や財布を取りに戻る必要がなくなりそうです。

使い始めて気になったところは、24時間つけっぱなしにはできない点です。Fitbit Inspire 2 は2週間に1回の充電だったので、Apple Watch Series 7 を1日1回、充電する動作は面倒に感じています。その時間はログが残らないのでデータの連続性がなくなるのが気になります。ただしバッテリーの持ちは長くなりました。仕事から家に帰ってきてもバッテリーは50%以上残っています。単純にバッテリーが新品になっただけでなく、電力バッテリーの利用効率が上がっているのかなと思いました。

その他に気になったのは、体温は測れない点ですね。コロナ禍になってお出かけすると大体のお店で体温を計測されます。出勤した時も体温を計測されます。自宅でも計測しますが、iPhone に記録できる体温計って少ないんですよね。ログとしても記録したかったですが、今後の機能追加に期待です。

まとめ

私は Apple Watch Series 1 から Fitbit Inspire 2 を経由して Apple Watch Series 7 に乗り換えました。機能が大幅にバージョンアップされ、便利度が一気に増えて大満足です。

おすすめする内容と、今は気になるけど今後に期待する点は以下の通りです。

おすすめする内容
  • iPhone のロック画面を解除できる
  • 健康管理のためのスマートウォッチが欲しい
  • Suica で通勤や買い物ができる
今は気になるけど、今後に期待
  • 体温が測れない
  • 1日1回は充電が必要


古い機種を持っている人は十分、買い替えて良いと思います。スマートウォッチはあなたの健康を見守ってくれます。特に Apple Watch は、そのほかにも生活や仕事を便利にする機能がたくさん搭載されています。今後、その辺りも紹介していこうと思います。

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